新垣有太（ゆうた）沖縄県浦添市議会議員【公式ブログ】

先日、職場（新都心）から帰宅途中、に盲目者がスティク（盲目者が歩くときに使用している棒）を巧みに操って普通の人となんら変わらない様子で歩いていた！
まさに「凄っ！」の一言！

なんだか興味があったので、しばらく見ていたんです。

すると、その方（盲目者）が信号を渡り切ったところで突然あわて始めたんです。
なんだか、スティックで歩道の盲目者用表示板を探っている様子・・・？￥－＠：：

その後は無事に表示板を見つけたらしく、何事もなかったかのように歩いて行った。

さっきのあわてぶりはどうしたんだろう・・・？？？

と、気になりながらしばらく考えていたが、なんだったのかわからず、さっきの盲目者を急いで追いかけて聞いてみたんです。

俺：「さっき歩いているところを見ていたんですが、途中でぎこちない動きをしてませんでしたか？」

盲目者：「あー！あそこの歩道に使用している石と盲目者用の表示板の凸凹具合が似てて探しにくかったんです。」

ということらしい。

その場所に行って歩道を見てみて納得！
目をつぶって歩いてみたんですが、確かにこれはわかりにくい！

この写真の中で、若干白っぽい部分が盲目者用の表示板で、黒っぽい部分が普通の歩道です。

石畳のように敷き詰められている工法のため、盲目者用表示板の凹凸と、石畳の石と石の隙間の凸凹が似ててわかりにくいのだ。

景観保全と環境に配慮した材料及び工法だとは思うが、やはり使用する側の立場になってない、公共工事ですな。
場所は新都心公園の近くの「はるやま」のところ！

おそらく、そこだけではないだろうから今後の工事にはさらなる努力が必要です！・・・と、各土木関係者に伝えたい！
また、沖縄は本土に比べ全体的にバリアフリー化されていない！現状では、思いやりある島沖縄とは到底言えない状況です。

那覇市議の酒井こうじさん、私のこと覚えてます？（上地秀樹（だいばんさん）さん）の後輩です！
もし私のこのブログを閲覧したら、今後の道路整備、補修工事の実施等、ぜひ盲目者の目線に立って計画していただくよう働きかけてください。よろしくお願いします。

私も今後は各地域の歩道や施設をバリアフリーの観点から注意深くチェックしてみることにします。