当山小学校過大規模問題の本質
《当山小に関する記事に対し解説&意見する》
この新聞記事を読むと、浦添市が悪いかのような印象を受ける。選挙が近づくと、なぜこのような書きぶりになるんだろう…。まー、今回はそれはさて置いて本題に入る。↓
その前に先に新聞記事(沖縄タイムス)を読んでからのほうがわかりやすいと思います。

【波紋の広がりはどの程度?】
まず、新しい提案をした事に「波紋を広げている」と書いているが、地元にいると、そのように感じている人は一部だと感じている。特に地主とその関係者及び新しい学校ができた時に自分の子供が通うと想定される校区内の人が少し驚いたという感じだろうか。
【新しい提案は悪いことなのか?】
そして次に、新しい提案をする事や、色んな角度から教育を考える事は悪いことなのか?と言う事を冷静に考えてみたい。
このような提案はむしろ、浦添市が教育のこれからのことを本気で考えている証だと私は感じている。8年前から議論されてきたものは、それなりに時間も経過しているし、その間に社会的変化も当然起きているわけで、ベストに近いものを常に求めるとしたら計画の見直しやバージョンアップも必要になってくる。
教育を考える上で目的を見失ってはいけない。その目的は、通う子どもたちにとってベストは何か?浦添市の教育をさらに向上させるためには何がベストか?この2つを常に模索し続けて積み重ねて行かなければ結果を生み出すことは出来ない。色んな角度から色んな案を考えていくことは健全なことだと思う。
【この問題の本質】
この問題の本質は主に2つある。
①通学時の安全面
小中一貫校(案)が出てきたとき、「波紋が広がっている」と思っている方々は、何に対してそう感じたのかというと、小中一貫校に対してというよりも、分離する゛場所゛に対してと言ったほうが正しい。
小中一貫校(案)が提案されたときにセットで出された候補地が現在の浦西中学校の敷地内だったからである。だから特に地主にとっては「寝耳に水」だと、当然期待もしていたわけだから「話が違うじゃないか!」となるわけだ。
さらに、浦西中の場所だと住宅街から県道をまたいで通学することになり、通学の安全面から考えて心配に思う気持ちや考えはとても理解出来るし、県道をまたがない方がベストだと私も思う。
もう少し詳しく説明すると、これまでの議論や今般の調査で出された元々の候補地は、浦添パブリックゴルフ場が、いくつかの候補地の中でも評価が1番高く、県道をまたがない場所にある。そこに作るほうがベストたど私も思う。
言いたいことは、小中一貫校にすることが波紋を広げてるのではなく、その場所(候補地)に対してのもの(感情や意見等)だということで、小中一貫校の良し悪しは、少し分けて冷静に調査・議論していく必要があるのではないかと思う。
②もう一つ、記事には載っていなかったが、実は重要で本質的な課題がある。
候補地であるパブリックゴルフ場の面積は6.3haある。学校を作る際の必要面積は2.0haであり、残る4.3haをどうするのか?ということだ。
6.3haの中のどこに建設するのかで、地主の間でもめた場合、おそらく建設はストップする可能性もある。地主の皆さんが公共の精神を持ち、6.3haのどこになっても一丸となって理解・協力してもらわなければ、パブリックゴルフ場への分離新設は実現しないということ。
さらにこの場所は、建設物の高さ15m制限がかかっており、購入して活用してくれる民間資本がなかなか現れないのではないかと予想されることも課題となっている。
高さ制限の説明をすると、よく「では、その残り場所を浦添市が買い取って活用したら良いのでは?」とおっしゃる方も居るが、その負担は市民が追うことになり、それは別の事業が減らされることを意味する。予算の種類から考えると、特に浦添市独自で行っている子育て支援や福祉事業から減らされることを意味するということも念頭に置かなければならない。
【判断責任は浦添市教育委員会】
浦添市に限らず市民の多くは、浦添市と浦添市教育委員会は同じ組織だと思っている人が多い。浦添市の市長部局と教育行政を司る教育委員会は別の組織である。
その経緯をザックリ説明すると、民主主義の実現や先の大戦の反省等から教育の政治的中立性を確保するために政治と教育を分離させている。
今回のケースは、市長部局から教育委員会に対してあくまで提案であって、最終的な判断、決定権限は教育委員会にあるということ。
なので、「もっと早い段階で検討すべきだった」などという批判や意見は、やるのならば市長や市長部局に対してではなく浦添市教育委員会に対して行う方が本来適切である。
(ちなみに、浦添市教育委員会の委員構成は、主に学校長経験者や県の教育委員会経験者、PTA経験代表などで構成され、現在5名(教育長含む)。教育長は去年から市長が提案し議会議決を経て決定できるようになった。)
正しい情報をもとに冷静に考え、みんなで議論し、市民みんなでより良い教育環境を一緒につくってまいりましょう!
目指すは教育ナンバーワンのまち浦添市(^^)/
(まずは目指せ県内ナンバーワン!!)
この新聞記事を読むと、浦添市が悪いかのような印象を受ける。選挙が近づくと、なぜこのような書きぶりになるんだろう…。まー、今回はそれはさて置いて本題に入る。↓
その前に先に新聞記事(沖縄タイムス)を読んでからのほうがわかりやすいと思います。

【波紋の広がりはどの程度?】
まず、新しい提案をした事に「波紋を広げている」と書いているが、地元にいると、そのように感じている人は一部だと感じている。特に地主とその関係者及び新しい学校ができた時に自分の子供が通うと想定される校区内の人が少し驚いたという感じだろうか。
【新しい提案は悪いことなのか?】
そして次に、新しい提案をする事や、色んな角度から教育を考える事は悪いことなのか?と言う事を冷静に考えてみたい。
このような提案はむしろ、浦添市が教育のこれからのことを本気で考えている証だと私は感じている。8年前から議論されてきたものは、それなりに時間も経過しているし、その間に社会的変化も当然起きているわけで、ベストに近いものを常に求めるとしたら計画の見直しやバージョンアップも必要になってくる。
教育を考える上で目的を見失ってはいけない。その目的は、通う子どもたちにとってベストは何か?浦添市の教育をさらに向上させるためには何がベストか?この2つを常に模索し続けて積み重ねて行かなければ結果を生み出すことは出来ない。色んな角度から色んな案を考えていくことは健全なことだと思う。
【この問題の本質】
この問題の本質は主に2つある。
①通学時の安全面
小中一貫校(案)が出てきたとき、「波紋が広がっている」と思っている方々は、何に対してそう感じたのかというと、小中一貫校に対してというよりも、分離する゛場所゛に対してと言ったほうが正しい。
小中一貫校(案)が提案されたときにセットで出された候補地が現在の浦西中学校の敷地内だったからである。だから特に地主にとっては「寝耳に水」だと、当然期待もしていたわけだから「話が違うじゃないか!」となるわけだ。
さらに、浦西中の場所だと住宅街から県道をまたいで通学することになり、通学の安全面から考えて心配に思う気持ちや考えはとても理解出来るし、県道をまたがない方がベストだと私も思う。
もう少し詳しく説明すると、これまでの議論や今般の調査で出された元々の候補地は、浦添パブリックゴルフ場が、いくつかの候補地の中でも評価が1番高く、県道をまたがない場所にある。そこに作るほうがベストたど私も思う。
言いたいことは、小中一貫校にすることが波紋を広げてるのではなく、その場所(候補地)に対してのもの(感情や意見等)だということで、小中一貫校の良し悪しは、少し分けて冷静に調査・議論していく必要があるのではないかと思う。
②もう一つ、記事には載っていなかったが、実は重要で本質的な課題がある。
候補地であるパブリックゴルフ場の面積は6.3haある。学校を作る際の必要面積は2.0haであり、残る4.3haをどうするのか?ということだ。
6.3haの中のどこに建設するのかで、地主の間でもめた場合、おそらく建設はストップする可能性もある。地主の皆さんが公共の精神を持ち、6.3haのどこになっても一丸となって理解・協力してもらわなければ、パブリックゴルフ場への分離新設は実現しないということ。
さらにこの場所は、建設物の高さ15m制限がかかっており、購入して活用してくれる民間資本がなかなか現れないのではないかと予想されることも課題となっている。
高さ制限の説明をすると、よく「では、その残り場所を浦添市が買い取って活用したら良いのでは?」とおっしゃる方も居るが、その負担は市民が追うことになり、それは別の事業が減らされることを意味する。予算の種類から考えると、特に浦添市独自で行っている子育て支援や福祉事業から減らされることを意味するということも念頭に置かなければならない。
【判断責任は浦添市教育委員会】
浦添市に限らず市民の多くは、浦添市と浦添市教育委員会は同じ組織だと思っている人が多い。浦添市の市長部局と教育行政を司る教育委員会は別の組織である。
その経緯をザックリ説明すると、民主主義の実現や先の大戦の反省等から教育の政治的中立性を確保するために政治と教育を分離させている。
今回のケースは、市長部局から教育委員会に対してあくまで提案であって、最終的な判断、決定権限は教育委員会にあるということ。
なので、「もっと早い段階で検討すべきだった」などという批判や意見は、やるのならば市長や市長部局に対してではなく浦添市教育委員会に対して行う方が本来適切である。
(ちなみに、浦添市教育委員会の委員構成は、主に学校長経験者や県の教育委員会経験者、PTA経験代表などで構成され、現在5名(教育長含む)。教育長は去年から市長が提案し議会議決を経て決定できるようになった。)
正しい情報をもとに冷静に考え、みんなで議論し、市民みんなでより良い教育環境を一緒につくってまいりましょう!
目指すは教育ナンバーワンのまち浦添市(^^)/
(まずは目指せ県内ナンバーワン!!)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。